SEVEN STORIES
万燈祭を抽象化した宿泊施設
・全体について
名古屋駅近くに立つ8階建てのペンシルビルの内装設計である。
1階を受付とし、2~8階の1部屋ずつ計7部屋を、それぞれ異なる設計者が、地元愛知の伝統文化から着想を得たコンセプトのもと宿泊施設をつくるというもの。
名古屋駅近くに立つ8階建てのペンシルビルの内装設計である。
1階を受付とし、2~8階の1部屋ずつ計7部屋を、それぞれ異なる設計者が、地元愛知の伝統文化から着想を得たコンセプトのもと宿泊施設をつくるというもの。
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所在地
愛知県名古屋市
用途
ホテル/宿泊施設(内装設計)
延床面積
44.62 m²
構造形式
鉄骨造(既存)
施工
ワールド
・全体について
名古屋駅近くに立つ8階建てのペンシルビルの内装設計である。
1階を受付とし、2~8階の1部屋ずつ計7部屋を、それぞれ異なる設計者が、地元愛知の伝統文化から着想を得たコンセプトのもと宿泊施設をつくるというもの。
・5F 都市の中で眠り、起きる
多くの宿泊施設において客室は綺麗に設えられ、雑多な都市とは切り離された存在である。そのため、私たちは都市を旅し、都市に身を置き、都市とつながる、その場限りの空間をつくりたいと考えた。
縁側と障子の設えで客室を外部化し、天井をアルミ箔によって鏡面に仕上げることで、その存在を消している。障子は愛知県刈谷市の万燈祭をモチーフとし、実物の万燈(祭りで担ぐ張子人形)と同様に、竹、美濃和紙、食紅を用いて製作した。配色は万燈の写真をピクセル化したものであり、それらの色彩が天井に映り込み、都市の風景と混ざり合うことで抽象度を高めている。内(客室としての刈谷)と外(都市としての名古屋)がつながり、溶け合う客室となった。
名古屋駅近くに立つ8階建てのペンシルビルの内装設計である。
1階を受付とし、2~8階の1部屋ずつ計7部屋を、それぞれ異なる設計者が、地元愛知の伝統文化から着想を得たコンセプトのもと宿泊施設をつくるというもの。
・5F 都市の中で眠り、起きる
多くの宿泊施設において客室は綺麗に設えられ、雑多な都市とは切り離された存在である。そのため、私たちは都市を旅し、都市に身を置き、都市とつながる、その場限りの空間をつくりたいと考えた。
縁側と障子の設えで客室を外部化し、天井をアルミ箔によって鏡面に仕上げることで、その存在を消している。障子は愛知県刈谷市の万燈祭をモチーフとし、実物の万燈(祭りで担ぐ張子人形)と同様に、竹、美濃和紙、食紅を用いて製作した。配色は万燈の写真をピクセル化したものであり、それらの色彩が天井に映り込み、都市の風景と混ざり合うことで抽象度を高めている。内(客室としての刈谷)と外(都市としての名古屋)がつながり、溶け合う客室となった。
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